黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

こだま格差

ここ二度ばかり、往路は新幹線で行きます。三島は遠いのでね。

東京もんにとって、小田原から先は旅です。向田邦子さんのように(多摩川を越したら小旅行)と思えるのが理想なのだが、湘南新宿ラインが発達し、小田原発宇都宮行なんて列車が日常になると、旅なのか、通勤なのか境目が無くなってきた。

新幹線は違う。在来線で行けない、あるいは、必要以上に時間を要するところに行くときに使うもの、と思う。(仕事でなければね)

前回より、街道ウォークの起点は三島周辺になったので、時間を買うことになるが、新幹線を使うことになった。自由席で東京三島間は4800円。

昨日は、前回で懲りて、東京駅より始発に乗った。15号車というこだま号編成の末端に近い自由席車両に行き、予定より1本早い列車に乗れた。込み合っていなかった。それでも、三連休なのでJRさまは、13号車を指定席車両に変えていて、いつもより自由席が少ないらしかった。

音声による、(きょうも、新幹線をご利用頂きまして、ありがとうございます)

英語による(同放送、名古屋までオールステーション)に止まる趣旨のアナウンス。

そのあと、すぐに、車掌の肉声。これが、停車駅ごとに、男になったり女になったりする。こだまは肉声タイムが長い。最後に英語らしきことまで言う(JRに言わされている)

車内販売もない。以前は空いていた車内を一人くらい回ってきたものだが、(売り上げが少なそうなので、よく買ってあげた)やめたらしい。理由を聞けばたぶん(人手不足なので)というのだろう。

車内検札も来ない。乗客の皆様の安眠の妨げになるので、などというのが理由らしいが、賛成者も多いのだが、テロに対応できるのか?いい意味での見張りはしないのか。検札も来ないから警察官(以前でいう鉄道公安官)なんかいるはずない。

何かあったらボタンを押せというが、そんなに乗客任せでいいのか不思議である。乗務員がどうも二人しかいなくて、そんな無防備で、よこしまな気持ちを持った集団や個人から、あなた方は乗客を守れるのでしょうか?

 

乗務員のアナウンス内容も少し違うように思う。

「この電車の終点は名古屋」というのは不思議である。新幹線は山手線ではないので

「この列車の終着(駅)は名古屋」というのが適切だ。東海道新幹線の終点は新大阪。山陽新幹線直通なら終着は博多となる。

きっと、そういう面倒な内規は止めたのであろう、JRは。アルバイトでも分かるようにね。

以上、こだまに乗ると、乗客の受けるサービスの質や内容が、やや劣るような気がする。一度、のぞみやひかりに乗って、本当にそうだか確かめてみたい気がする。