我が家でコメ購入担当者はわたしです。日頃、普通の日の午前中に買い物に行きますから、スーパーや生協など店舗はまだ人が少なくて空いている。他にもほしいものがあれば、5kもあって重たいコメは最後にして、買い物をしています。
4月の終わりころから、私の住む東京郊外でも、コメは棚にいっぱいあるものの、一番安いコメは(栃木米など)ふっとそこだけ、ない・ことがありました。
梅雨時(6月中旬ごろ)から、おひとりさま一袋で・という張り紙が出るようになりました。ま、今年はいきなり暑くなって、そのあともコメを大量に買う人は、目にしていませんでした。
コロナの最初の頃、(2020年の春)は消毒液、マスク、食料品を大量買いするあたしより年長者がたくさんいましたが、今回は週4回くらいスーパーに行ってもコメを買いだめしている人を全く見ませんでした。
そして端的に出たのは8月上旬の南海トラフ騒動です。
これは、政府の地震〇〇会が、いつかこういうことをやろうと言い合っていたのでしょうね、宮崎県沖というふだんそれほどでかい自信がない所だったせいか
それっつ、南海トラフだ、大地震が来るぞ、と、(私から見ると)騒いだのでした。
海水浴場がいきなり閉鎖されたり、海沿いの地方自治体が戦没者供養会を中止したり
これって、実際に大地震が来なかったのですから、一種の人災ですよね。
一挙にコメは来なくなりました。
農林水産省の広報や一部のマスコミはコメが一挙に無くなったことを
1 去年暑くて作柄が良くなかった事
2 コロナ明けで外人観光客が増えて外食産業の消費が増加したこと
をあげて、いま(9月後半)でも同様の理由をあげている大手小売店や、経済系のテレビ番組がありますが。
あたし個人の印象では、JAや関連コメ商社が、南海トラフ騒動を契機に流通ルートへの出荷を一挙に止めた、という感じが致しました。
きょう近所のサミットストアに行きましたが、時間がお昼頃だったせいか、棚は空でした。農林水産省は今後しっかり政策を見直して頂きたく思っています。