黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

運動好きな日本人

今週のお題「運動不足」

たぶん、10月10日の旧(体育の日)関連なんでしょうね。そしてコロナウイルスも繋がってみんな運動不足でせい??という問いかけなんでしょう。

くろやぎは生まれてこの方ずっと運動不足。運動きらい。運動できないから肩身の狭い人生を送って来て、子供の頃、中学高校の頃、運動ヘタで運動きらいなことをなるべくバレないようにしながら生きてきたモンですよ。不思議なことに勉強は出来てもできなくてもそれほど人の評価や評判に影響しないんだけど、運動が出来ない(ことに男子が)ことはふつうあり得ず、とたんの冷笑失笑揶揄の引き出しに放り込まれるからね。

だから知られたくなくてこもる奴の気持ちはよく分かるよ。でも学校って運動事だいすきで、春のコロナで小中学校休業宣言の時は、もう今年は学校をたとえ再開しても、運動会の類は一切ありません、あるのは勉強のみですよ、という声が当の学校から漏れ聞こえていたらしいのに、最近学校のそばを車で通りかかると何だか運動会の練習みたいなのを盛んにやっておる、たぶん地域の来賓とか市役所教育関係の偉い人だけは呼ばずに内輪だけで親一人か二人まではokで運動会とかやっちゃうんでしょうかね?あれ~おかしいなあ?運動会ないっていうから安心していたのに、という運動好きじゃない生徒児童の声なき声が聞こえるようであります。

ウチのルピナスも鍛錬とか好きですし、努力すればきっと素敵な明日が待っていると思っている人も多い。くろやぎは、元来怠け者ですので、運動はしていません。そ、生まれついての運動不足ですが、還暦近くなってから急に何かをしても、かえって心の蔵の負担になって頓死でもしたらそれはかえって家族に迷惑がかかるというもの。昨日の続きはあした、きょうのつづきはまたあしたで、急に改革するのは、やはりやめて置き、のんきに次の街道ウォークの地図コピーでも、準備して過ごそうかと思っております。

最終地点で

こんな写真を撮りました。岡部宿の元旅籠 柏屋の前にあった碑

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江戸へ四十八里 京都へ七十八里

合計百二十六里 かあ

そのうち、あたしたち江戸から来たもんは、48里走破、いや、早駕篭ではないのですから歩破?したらしく、全体の約38%を歩いて来たらしい。

38%、このくろやぎのたいして強くもない脚で結構歩いたんですねえ。感激。

でも、行程の残りは62%もある。これからどんどん目的地は遠くなり、日帰り一日で使える(歩くことが出来る時間)は限られる。そのうえ、寒くなって日没も早くなる。あの茅ヶ崎駅へ着くことが出来ずに暗くなる中、本村から神奈中バスを待った記憶がよみがえる。

覚悟しなきゃ。

 

柏屋の記念館はなかなか良い展示でした。そして、15時代のバスで静岡駅に帰ることが出来ましたよ。

夕方にちかいの静岡駅

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宇津の谷峠はこんな感じで

いよいよ峠を超えました。

うつのや峠、 入口はさりげなくこんな感じ。ホントかなって。

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最初は階段から始まります。けっこう急で。

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始まるところに案内地図があります。雨で汚れちゃっているんですけど、全貌を掴むにはこれが一番良いかと思います。

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峠の一番高いところはここらしいです。手製の杭が立っていて。

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岡部宿側の入り口はこんな感じです。急峻で狭い道。

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この道幅で、大名行列同士のすれ違いなど、どうするのでしょう。山中で行列に出合ったらあたしら庶民は何処に土下座するのでしょう。江戸時代は大変でしたよねえ。新幹線で東西移動できる21世紀はしあわせです。(純粋に峠越えで要した時間:40分位)

古い人間なんで

今週のお題「好きなおやつ」

古いやつとお思いでしょうが古い奴ほど新しいものを求めるもんでございます、云々という鶴田浩二さんの唄を初めて聞いたのは40位の時でしょうか、いやそんなことはないね、30前ですかね、一緒にテレビで見たとき両親が居たんですからね。だいたい鶴田浩二は晩年の「シャツの店」とかのあと、割合にすぐに亡くなったはずで、あのドラマも実家で見たんだから。

還暦近いと記憶もいい加減になって来ています。

この、古い奴ほど新しいものを求める、そういう人って、周囲に居ますけれど、それは道徳観は昔のまんまだけれど、本当は新しいもの好き、なんだと思いますね。

あたしは、古いやつで、昔からあるものが好きです。

好きなおやつは、クッキーですね。子供の頃から食している麹町 泉屋東京店のクッキーなんか実にうまい。特にあのリングの奴(船の浮き輪みたいな)旨いねえ。

20代のころまで、麹町本店に行って、一番高い今だったら5000円くらいの横長缶入り贈答用クッキーを自宅用に買って行って一人で食いたいと思うほど好きでした。

7年くらい前クロスバイクに乗り始めて職場に時々行っていた時、文書を提出するために東京・大手町の某役所に行っていました。年1回、夏前くらいですね。西新宿にあった職場からクロスバイク甲州街道で英国大使館とこまで走ってからお濠沿いに曲がってなんて、若いことやっていました。

帰りにふと麹町のあたりを走っていると、あの、あこがれの泉屋東京店麹町本店を発見しました。こっちはワイシャツ、クロスバイク用の手袋、汗だくで店に入り、百貨店とは違う丁重な接客の店員さんに感動しながら、でもリュックにはおおきな缶入りを横にするスペースがあるはずもなく、一番小さな600円程度のクッキー1種類パックを買って、包みはいいから、なんといいながらすごすご出て行くっていうのを経験しました。泉屋東京店とか新宿伊勢丹の近くの花園饅頭とか、本店に行くとびっくりするほど丁寧にされて、かえって驚いてしまうものです。

最近は、亡くなった父が大好きだった、洋菓子舗ウエストのドライケーキ(クッキー状のモノです)も好物です。きのうも、子供からリーフパイをもらって、くろやぎはご機嫌、ブログの筆も快調に進んでおります。