反戦のこころ
二宮駅にガラスのうさぎの銅像があるので、ぜひ見たい、街道から外れるが寄っていくとルピナスが言うので、付いていきました。なんでも、実話で、お父様が目の前で機銃掃射でなくなった、とのことで、思うものがありました。
昔、京浜急行の横浜駅の一つ先の駅が、戦災を受けたまま、ずっと、ホームの屋根の骨組みだけ残して、ずっと存在していましたね。駅としては廃止になっていて、ただ遺構があるだけだったんですが、小学生の頃見たとき、その不気味さに驚いたものです。
くろやぎの住む町は、軍需工場のとなりのとなり、今でも農村と森の多い、いなかまちですが、年配の方の中には、機銃掃射で追っかけられた、という人もいました。
以前一緒に仕事をしていた人は、北海道の港町に育ったのですが、家には屋根に機銃掃射の跡が3発残っているといいます。
国民の意思に関わらず、戦争状態に入れり、と、政府に勝手に宣言されて、男は召集されてしまうし、国土は空襲空爆を受けたり、戦場に成ったり。反戦、平和日本のこころを忘れないようにしなくてはいけません。