黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

あ~水戸に行きたい

幼少の頃から、納豆には慣れ親しんでいますのは、あたくしが東京の人間だからでしょう。5歳くらいの頃から食べています。

比較的時間のある日曜の朝食なんぞによく納豆が出て参りまして、あたくしはまだ幼い5歳男子ですので、母親が(納豆は消化が良くないから)とわたしに配慮して、包丁で細かくしたりして。ありがたいですよねえ母親っていうのは。でも、それから50年以上納豆を食べていますが、特に平成からこっちは生卵入り納豆という、決して消化の良く無い食べ方をしていますが、納豆でおなかの状態が悪くなったことはまずなく、食前から調子が悪く、納豆を食べてもっと悪くなったことはない、と、自分のことでしたら断言できます。

納豆ごときでおなかをこわすほど、ヤワな日本人をやっているわけではありません。

小学校はじめの年齢で引っ越しましたが、食卓に出てきたのは、青木屋という製造会社の水戸納豆という銘柄でした。青木食品工業株式会社、府中市の会社でした。小さなころからそういうのが見るのが好きな男の子でしたね。母親に聞くと「知らないけれどどうせちっちゃぁな会社よ」と言いました。食べ物を作るのだからそう小さくないだろう、少なくともいつも買いに行く不二ストアーよりはでかいだろうって、子供の頃、想像していました。

その癖は変わらず、いま気に入っているのは、東村山市にある保谷納豆という製造業社のもので多くの種類があるのですが、炭火焼き製造法とかいう特許を取ったものだそうで、ちょっと癖のある納豆のかおりというかにおいがありますが、いとをひく度などは申し分なくすばらしいです。一度クロスバイクで近くまで行きましたが、本社工場が2棟になっていて、わたくしの目には大製造会社に見えたので、大いに満足して帰ってきました。

でも世界シェアでは零細なのか?力がなのか、近所のスーパーの売り場が撤去されたり種類が減ったり、しばらく見ないと思っていると価格が不当に高くなっていたりして、保谷納豆の利益が減って可哀そうになあと思っています。カパッと大パックを買って一回で全部食べたりしておりました。

納豆といえば、わらに入った納豆も素晴らしいですね、

特に水戸の有名メーカーのモノはどれも美味しく思います。あのわらに入って、発酵のよく進んだ部分の横に、半分乾いて豆が硬くなっているところ、ここが混在するところが、すばらしい。あれは、あ××納豆や愛知県半田市の某お酢メーカーが買収した納豆会社では絶対に作れない味であります。特に笹沼五郎商店といったかな、大きな渋いわらで売っているあの納豆は素晴らしくおいしいです。

先日関東ローカルニュースで、コロナウイルスで売り上げの減った上記水戸の製造業者を救済すべく、JR水戸駅の構内で特別に売っているコーナーがあり、わたし、そっと夜明けとともに家を出て、水戸まで買いに行こうかと思ったくらいでありました。いま東京は新規コロナウイルス感染者が全国最多なので、じっと我慢していますが、静かになったら鈍行電車で水戸に行って・・・と今から夢想しております。