最後の街道ウォークからまもなく・・・・・
3ヶ月になろうとしていますね。
あの時も(2月8日)もコロナウイルスは確かにあったのですが、横浜にクルーズ船が停泊していても、まだ下船者はいなかったし、一応マスクだけは二人ともして、静岡まで新幹線で行くことが出来ました。行く先々で気のよいおばあさまに声を掛けられて、楽しかったねと言って帰って来られたのに。
それから、すっかり世の中が変わってしまって。
きのう?おとといですか?
東京都の小池知事が「連休はステイホーム週間」といったくらいは理解できても、関東地方の観光地の防災無線で、市長さんが「観光客の皆さんはすぐにお帰り下さい」という声を流しているのを関東ローカルのニュースで見て、耳を疑いましたネ。誰でも知っている観光地ですよ。自分の街の感染者をこれ以上増やしたくない気持ちからそういうことをしようと決断されたのでしょうが、自粛である以上、人口の何%かはステイホームの息抜きをするでしょう。クルマも行くでしょう。いいのかなあそんなこと言って。
明らかに観光でたべている町ですよ。
あるいはもう少し遠くの県では、県外ナンバーを付けた車に乗って生活していると、夜中にボディに傷をつけられるとか、そういった嫌がらせをされないために、(わたしは県民です)という車に貼るステッカーを一枚500円で売っているとか。
関東甲信越のある県や東北の方の県でも、県外ナンバー(東京など都会ナンバーのクルマ)の動向を調査するとか、県境のある場所に検問所を設置して、該当する車の運転者に熱センサーなどの調査をするところもあるようです。
止めているのは乗用車だけなんでしょうねえ。
トラックって、たとえば郵便トラック、物流トラック、宅配便会社のトラック、ラジオでいうと深夜放送の走れ歌謡曲を聴きながら夜中に走っている大型自動車、たいてい他県ナンバーですよ。
そういえば、一家のお父さんが長距離トラックドライバーのおうちのお子さんが、学校から(しばらく登校をやめてくれ)と言われて、欠席させられたなんて話もありました。あとから学校と教育委員会が謝罪しましたが、当事者が抗議しなければこういった差別は表面化しなかったでしょう。
日本中が自警団みたいにピリピリして、中には他人がばい菌にみえるような追い詰められた人もいるのでしょうね。
とても街道ウォークを楽しめる様な状況ではないですね。残念だけど。
明るい話題が少ないブログになってしまいました。すみません。くろやぎもストレスたまっているのかもしれません。プロ野球も、モータースポーツも、やっていないし。
いま、気分をあげようと、ハイドンの「四季」という管弦楽と独唱と合唱の曲を聞いています。ハイドンは、バッハやMozartよりも曲想がシンプルで、あたしのような単純な人間はすぐに気持ちが上がります。
それじゃあ、また。