黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

好きな本屋は

むかし、中学生の頃ハマったのが、ラジオ関東

もう、洋楽となんとかという看板はとっくに消えていましたが、(それはあたしの親の年代、昭和30年代のラジオ関東開局~10年位をいうらしい?)のどかな横浜のローカル放送局っていう感じでした。

我が家はそのころから多摩地域のある町でしたが、ラジオ関東の送信所がある川崎市多摩川の河川敷から、直線で30k。ラジオの出力が30kw、これはTBSなどの在京キー局の3割しかなく、そのうえ、(キミは神奈川県の地域放送だから、指向性送信をしなさい=送信所より西の方に電波が飛ぶように、東側にあたる東京都内にはあまり行かないようにして、他局に迷惑を掛けないように)と、オカミである当時の郵政省の厳しい指導で、北・北北西方向にはあまり電波がつよく飛ばないのでした。特に昼間。

そんなラジオ関東、午前6時45分から(ラジオダイアリー?今日の暦)という10分程の番組がありました。提供は横浜の本屋さん、有隣堂。担当はラジオ関東でいちんばんアルト声が素敵だった安藤八重子アナウンサー。たとえば、きょう1月23日だと、

18〇〇年の今日、だれだれが生まれました(偉人などのばあい)

あたしは、3月18日の生まれなのですが、

1962年の今日3月18日明治村が開村いたしました。

といった感じで、くわしくその日の過去の出来事を教えてくれる番組でした。最後に有隣堂のお知らせが入り、それも、本店では〇〇展が、有隣ファボリ7階ギャラリーではとか、安藤アナウンサーが全部自分で読んでお知らせしてくれるものでした。

いいなあ。憧れですよ。

そのあと、伯母の家に泊まりに行ったとき、川崎駅の東側まで買い物に行くというのでついていくと、さいか屋のあたりに、(記憶がはっきりしないが)有隣堂の川崎店があって、これはうれしい、300円くらいの文庫本(1センチくらいの厚み)を買うと有隣堂のカバーをしてくれてとても嬉しかったのを、覚えています。

最近、職場の乗り換え駅(JR)にアトレとかいう小ぎれいだけどテナントの狭い駅ビルがあって、どうも1年くらい前に有隣堂が進出してきたらしい、東京なのにいいのか?キミは神奈川県専門ではなかったのかと??HPを見たところ、今の有隣堂は、神奈川と東京に40店舗だそうで、成城学園前に1軒しかなかった(スーパーの)石井が日本中に成城石井として120店舗もあるように、有隣堂もたくさんたくさんお店が増えたらしく、ことし、2020年は、在庫のない本はホンヤクラブで注文してでも、有隣堂の小さな支店が未来永劫続くよう、JR東日本の駅ビル・野放図な家賃に耐えかねて2年で撤退せぬよう、精一杯協力しようと思っています。

文庫本を買うと、白・黄色・ピンク色など、13種類の表紙の中から1つを選べるというサービスを有隣堂は昔から続けていて、よくやっているなあと思います。以前より種類が増えたとおもいます。でも、くろやぎは、14番目の緑の濃淡の(有隣堂のカバー)をどしても選んでしまいます。