踏切の音が聞こえて
旧東海道を歩いているので、JR東海道本線との絡みは当然あるのですが、そのほかに、箱根登山鉄道とか、伊豆箱根鉄道など、地元私鉄を見るっていうのも、「鉄」の入ったくろやぎのひそかな楽しみであります。前回、伊豆箱根鉄道駿豆線、三島広小路駅の際にも書きましたが、この、岳南電車、吉原本町駅、期待しておりました。
だんだん、街になって来て、遠くに、踏切の音がします。東京に住んでいますと、あまり感じないのですが、踏切の警報器の音、私鉄により微妙に違うように思います。高いか低いか、太い音か壊れそうに細いか。いずれにせよ、遠くまで聞こえました。
そして、警報機のなり始めから電車の通過まで、うんとこさ時間を要するのも特徴であります。岳南電車はそのとき、二両でしたが、ずいぶん、待ったように思います。そこが、いいんですねえ。
こんな駅、でした。お子さん連れのお母さんが乗ります。