鉄道のはなし
黒やぎは、子供の頃、鉄道ファンでした。
この、田町~品川にかけては、国鉄の時代には東京運転所という大車庫があり、東海道線の電車、列車、夜行列車、ブルートレイン、牽引する電気機関車たちのねぐらでございました。
品川駅の列車の方のプラットホームに昼間おりますと、赤と白のディーゼル機関車が列車の車両入替をしており、もうすこし田町寄りには、寝台列車などの室内掃除、外壁をシャワーしたりといった設備と人の出入りがあったそうです。
品川駅には以前、常盤軒というお弁当屋さんのやっている立食いそばがあり、列車ホームのまん真ん中にありました。昭和39年ごろ、伯母に連れられて、半分食べさせてもらったかけそばがたいそう美味しく、おとなになって、浪人生からついこのあいだまで、わざわざ山手線で品川まで来ては、常盤軒のかけそば、冷たいそば、好きな具をかけのせ放題のお好みそばなど、常食しておりました。たぶん10年位前?品川駅が新幹線を迎えて大改装した時に、常盤軒は撤退したようです。
以前の東京運転所は、JRになってから、東京上野ラインのおかげで、東京や品川行きの列車がなくなったり、夜行列車がほぼ全廃したこと、郊外に大きな車両基地が移動したことなどから所属車両が減少し
(いまや広大な空き地)
山手線の新駅建設予定地になっています。
このあたり(高輪二丁目交差点から線路を見る)に出来るのでしょうか。
まちが変わるなあ。