黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

一学期のおしまいが近づいて

軽ワゴン車で配送の仕事をしているくろやぎ。決まった時間に通ると、運が良ければ、黄色い幼稚園の園バスに会うことがあります。バスの中で緊張で小さくなっていたはずの園児たちも、3ヶ月の幼稚園生活ですっかり慣れ、すれ違いで時間がかかると、目の高さが同じになる運転手の僕に、しきりに手を振ってくれます。

もう、ウチノ子供は成人だからね、小さな子供から手を振られると可愛くて。

小学校も学期末、今頃は学校の課題である朝顔の鉢植え(大き目のプラ容器+四本の支柱付きで結構重いはず)をお迎えの保護者さんの自転車かごに入れて、放課後に一緒に帰宅という風景が見慣れたものになります。手で持って帰る腕に自信のあるお母さんも居ますね。

今年の小学一年生はクルマ教育も完璧で、下校時にあたるとき、小さな児童が通れるように一人分だけ開けて、クルマを停めているのですが、ちゃああんとこちらの意図したとおりに一年生の何人かが通ってくれると嬉しくなります。危ないよって判断する集団の子供も居て、それはそれでよいです。

3ヶ月で子供って成長していますよね。これが6年もたつと・・ね。でも子供の大きくなるのって、他人の子供でも楽しみですね。

みんなが同じものを好きとは限らないんですよ

今週のお題「寿司」

ってね。寿司、好きでしょう?ほかの食べ物だとそうだね、焼肉、おいしいですようねえ。って、こと、食べ物に関する限り、こういうところの題材とすべきではないと思います。

主催者さんへ:みんながみんな好きとは限らないでしょ?

書くことのないブロガーさんを配慮していますか?

寿司はともかく肉なんかまったく口にしない人、物凄くいますからね。

 

くろやぎは、成人するまで和菓子は口にしなかったし、所帯を持つまでメロンは食べられなかったし、寿司も、おせち料理も、それほど好きではなかったし、食べられるものも少なかった。所帯を持って、食べ物の交流ですこしずつ好きになり、今では寿司、何ともないけれど、お酢のご飯が少しばかり苦手だったから、大人になるまではダメだったね。

だから、きょうはここまで。

去年も書いたぞこのテーマ

今週のお題「住みたい場所」

去年も書いたぞこのテーマ。前回はたしか函館って書いたように思う。いや、ちがうかな、旅に行きたい場所のことだろうか?あとで去年の今頃の内容を見てみよう。でも、仕事をしていても思うのだが、くろやぎは極端でない限り暑さと寒さには何とか対応できる身体も気持ちもあるが、季節風の強い街はちょっと苦手だ。20代の頃少しだけすごした鈴鹿はサーキットもあり、食べ物もおいしく良い町だったが、12月から3月まで北西の季節風が強くふいて送電線を鳴らし、強い寒気が入ると瞬間的に雪の舞う町だった。雪は耐えても北風はちょっと・・・だったな。

暖かい街ならよいのかと思うが、鹿児島とかもっと南の島など、いいかもしれないが、東京にあるこいくちしょうゆが、遠方では食べられないのがつらい。これは東西の文化の違いで・・だれだろう、むかしの俳優さんで西日本出身の方が、東京から夜行列車に乗って翌日京都駅に着くと、「いやあわたしたちはこの味でないと」と薄口味の立そばを美味しそうに食べる姿があったそうで、もうそんなのしょうがないですよね。

単純に暖かい所だから、白浜がいいとか、伊豆がいいとか、フロリダがいいとか、考えられる人がうらやましい。昭和の頃から地震と大雨が多い伊豆とか、この週末(土石流)の熱海とか、古くからの愛着のあるマンションが原因不明の倒壊をするフロリダとか、暖かい土地もいろいろなことがあり、結局、気候はともかく安全なところって考えると、こいくちしょうゆと丈夫で硬い地盤を持つ武蔵野台地でいいやオレって、なっちゃうんだよね

 

本屋さんで買った本について その2

冤罪 田中角栄ロッキード事件の真相 

石井 一 著 産経NF文庫 

 

ロッキード事件とは、昭和50年代の初め~日本中を騒がせた汚職の話で、アメリカの航空・軍事系の会社 ロッキード社が自社製品を多くの国に買ってもらいたく、自国や各国の政治家などに様々な形で政治献金を贈り、それが日本で大問題となった事件のこと

総理大臣経験者だった田中角栄や、橋本登美三郎、佐藤孝行など自民党の政治家、若狭全日空社長他幹部などが逮捕された。

 

著者は元衆議院議員を11期つとめ田中派の青年部隊と言われた人。

 

ロッキード事件が発覚し国会で証人喚問があった頃、くろやぎは中学三年生。

旅客機を日本に売り込むのになぜ総理大臣への政治献金がいるのか?普通に商社を通じて航空会社に売り込むだけでいいのではないか?と思っていましたし、もう一人の黒幕である児玉誉士夫の話はいつの間にか消えてしまいました。

それと田中角栄に渡されたとされる5億円が、現金で五回に分けて、というのもよく分かりませんでした。中学生の発想ですが。

著者は(田中の)オヤジには世話になったという回顧とこの事件はおかしいという自分の勘から、独自に自力で調べ、ルートを使ってアメリカの弁護士まで調達して必死で汚名を晴らそうと動いた話です。政治家独特の人(有権者)を気分良くさせる内容に終始するところもありますが、角栄は嵌められたのではないか?という疑問は共感出来ました。オヤジ気質についてもたのしく読みました。

最近、立花隆という人が亡くなって、彼の田中角栄研究が再評価されているらしいのですが、立身出世の方法プロセスとして見る角栄の生き方と本人の持つ人間性は別であることと、たぶん研究課題として見る角栄氏はひときわ悪く見えるもので、それが、当時の東京地検を刺激し逮捕に至ったのではないかと思います。たぶん公務員である検察の頭のスケールでは5億円は巨額なのでしょう。

 

 

 

本屋さんで買った本について その1

題名:「非正規公務員のリアル:欺瞞の会計年度任用職員制度」

結構きつい題名の本ですが、これはネットで紹介されていたので買ったんですね。上林洋治著 日本評論社

 

何で購入したかというと、自分も地方行政庁の会計年度任用職員だからです。

あたしの居る行政庁は大体300人くらい、同じ身分の人がいます。首から名札を下げているのですが、正職員と会計年度職員で色が違うのですぐに分かるんですね。

あたしは、もう高齢なので、不謹慎かもしれないがアルバイト気分で自分の仕事のみに集中していますが、もっと年齢の若い人や、特に女性たちは、自分の身分を冷静に見ておく必要があると思います。

本書には、1:とにかく給与額が安く(正職員の6割くらい)抑えられていること。2:同一労働同一賃金の掛け声も程遠く、実際には正職員には絶対に在るはずの諸手当や退職金がないこと(国家公務員の会計年度職員はあるらしい。いいなあ)3:それを問題だと主張すると簡単にクビになった実例があること 4:心の病気で自死した会計年度職員の遺族が労災適用を求めて、嘱託職員は対象外だと片づけられること。など。

結構怖い身分なんだと自覚しました。

 

非正規公務員のリアル・欺瞞の会計年度任用職員制度

発行:日本評論社 発行日:2021年2月25日 第一刷 著者:上林 陽治 

価格:1900円+税