黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

古い人間なんで

今週のお題「好きなおやつ」

古いやつとお思いでしょうが古い奴ほど新しいものを求めるもんでございます、云々という鶴田浩二さんの唄を初めて聞いたのは40位の時でしょうか、いやそんなことはないね、30前ですかね、一緒にテレビで見たとき両親が居たんですからね。だいたい鶴田浩二は晩年の「シャツの店」とかのあと、割合にすぐに亡くなったはずで、あのドラマも実家で見たんだから。

還暦近いと記憶もいい加減になって来ています。

この、古い奴ほど新しいものを求める、そういう人って、周囲に居ますけれど、それは道徳観は昔のまんまだけれど、本当は新しいもの好き、なんだと思いますね。

あたしは、古いやつで、昔からあるものが好きです。

好きなおやつは、クッキーですね。子供の頃から食している麹町 泉屋東京店のクッキーなんか実にうまい。特にあのリングの奴(船の浮き輪みたいな)旨いねえ。

20代のころまで、麹町本店に行って、一番高い今だったら5000円くらいの横長缶入り贈答用クッキーを自宅用に買って行って一人で食いたいと思うほど好きでした。

7年くらい前クロスバイクに乗り始めて職場に時々行っていた時、文書を提出するために東京・大手町の某役所に行っていました。年1回、夏前くらいですね。西新宿にあった職場からクロスバイク甲州街道で英国大使館とこまで走ってからお濠沿いに曲がってなんて、若いことやっていました。

帰りにふと麹町のあたりを走っていると、あの、あこがれの泉屋東京店麹町本店を発見しました。こっちはワイシャツ、クロスバイク用の手袋、汗だくで店に入り、百貨店とは違う丁重な接客の店員さんに感動しながら、でもリュックにはおおきな缶入りを横にするスペースがあるはずもなく、一番小さな600円程度のクッキー1種類パックを買って、包みはいいから、なんといいながらすごすご出て行くっていうのを経験しました。泉屋東京店とか新宿伊勢丹の近くの花園饅頭とか、本店に行くとびっくりするほど丁寧にされて、かえって驚いてしまうものです。

最近は、亡くなった父が大好きだった、洋菓子舗ウエストのドライケーキ(クッキー状のモノです)も好物です。きのうも、子供からリーフパイをもらって、くろやぎはご機嫌、ブログの筆も快調に進んでおります。