黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

読書はいつでも

街道ウォークのパートナー、ルピナスほどではないですが、読書はいつもしています。ですので、読書の秋ということば、もう、すこし、古いフレーズのように思います。だって、電車内で新聞読んでいる人、どれほどいますか?職場で昼休みに本を読んでいる人も、いなくはないが、それよりも、お弁当を食べながらスマートホンを見ている人の方が、圧倒的に多い。活字を読むよりも、情報を得たり、ゲームをする方が、人間楽なんですよ。だから、楽でたのしい方に流れると思います。

最近読んだのは、内田百閒のお弟子の平山三郎さんのはなし。阿房列車で内田百閒おつきの役をされている(ヒマラヤ山系)さんのお話です。たぶん、誰にでも心を開けないであろう百閒氏に対して、徹底して尽くしているところをさりげなく書いていて、平山さんが存在しなければ、阿房列車は成り立たなかっただろうなあと。でも、内田百閒も弟子愛がかなりあるんだなあということも、よくわかった。いいね。平山氏の幼い娘のひなまつりを一緒に祝ってくれたりなど。

長年愛読しているのは、山口瞳(男性自身シリーズ)武田百合子富士日記)などです。決して飽きないところがいいです。最近の薄っぺらな恋愛話の小説は読みませんし、あんなものは世の中に必要ないと思います。