黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

瓶入りの三ツ矢サイダー

中二の時に、ウチの母親が、そんなに炭酸飲料が飲みたいなら買ってやるから、澤村屋(実家に一番近い酒屋)に行って買ってこい、と言いましたのでこれ幸いと甘えました。まだ、三ツ矢サイダーに限らず、どの飲料も、まだ、瓶入りの方が優勢で、缶入りは自販機でコカ・コーラ社系がメイン、ほかにサントリーとかは自販機に力を入れ始めましたが、キリン、アサヒ、サッポロの自販機はなく??お店で瓶入りでした。

正統派炭酸飲料である三ツ矢サイダーは、日本最古の歴史を持っているそうですが、そんなことをおバカな中学生の私は知らず、一本確か65円くらいだったのを、一回に三本ずつ買ってきて、日曜の午後なんかに飲んでいました。350cc、縦長でスリムな瓶、薄いミント色、青い塗装に三ツ矢のマークがでかでかと出ていました。昭和50年前後のことです。

王冠には製造者名の朝日麦酒 そして製造地、取手工場の名前と住所が入っていましたが、これが真夏になると、福島県○○郡△町、朝日麦酒福島工場になります。仕入先がちがうのか、繁盛期は二工場体制になるのか・・

母親は炭酸飲料を350ccもの量、一回に飲むと身体によくないと申します。そこで、王冠を軽く押さえて半分の所で止めて冷蔵庫に入れて、少ししてから飲みました。

炭酸は抜けているけれど、それでも甘くておいしかったです。

いま、うちの末っ子が三ツ矢サイダーに嵌っていて、数ある飲み物の中で一番うまいと申します。この辺りは血統なのかもしれません。最近の自販機はとても安く、650ccの缶入りで100円です。昔よりもずっといいですね。