黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

うなぎが高くなって

大磯の大内宿という宿屋さんの隣にあった高級そうなうなぎ屋さん。予約制でちらっと見た値段にびっくりでした。くろやぎは、デパートの地下で売っているうなぎを買ってきて、自宅で食べるのさえ、ここ数年ご無沙汰ですから。

うなぎといえば、浜名湖とか愛知県産、最近は鹿児島県産や四国の四万十川流域も産地と言われているそうですね。台湾などから稚魚を輸入して、養魚場で大きく育てて、都会などに出荷するそうです。

よく、7月の丑の日にウナギを食べると夏バテに良いなどと言われていますが、実はウナギもそのころは夏バテしていて、という説もあるそうですよ。夏に出荷されているうなぎの一部は、7月末を目指して短期間に太らせて、という育て方をしていたり、台湾や中国から緊急輸入されていたり。本来は秋の中ごろに養魚場に稚魚が入り、少しずつ育ってきて、早く育つ子、ゆっくりの子など色々で、冬になれば養魚場の水も冷たいからうなぎにも脂がのって、という経過を経ていくそうです。このうなぎ屋さんのホームページにも2年くらいかけてゆっくり育てられたものを使った特選蒲焼定食も用意できますとの記載があり、とても真面目で格調高いお店であることがわかります。

今年は台湾や中国、我が国を回遊するうなぎくんが極少で、稚魚の取れ高が前年の1%などと、昨日の新聞に書かれていました。フグよりうなぎの方が高価になってしまうのでしょうか??そんな、さびしいこと言わないでくれえ。