黒やぎの(てくてくわくわく 街道ウォーク)番外編

ふとした事から街道ウォークの付き人になった黒やぎのひとりごとです。ルピナス主宰の(てくてくわくわく 街道ウォーク)(http://kaz-mt-wisteria.hatenablog.com/)とあわせて見てくださいね

京浜東北線のこと

この間は東神奈川まで、ウォークしましたが、確か京浜東北線に「東神奈川行」というのがございました。小2くらいまでは、水色の電車と茶色の旧型電車が、同じ線路を走っていて、移行期だったのでしょう。

伯母は優しかったので、川崎に行くために、田端で京浜東北線に乗換える時も、数本待って、黒やぎの好きな茶色の電車に乗せてくれました。昭和41年ころの記憶があります。たしか磯子行。そのころ根岸線の終点は磯子で、一番本数の多いのは桜木町行、たまに来る東神奈川行その三つのいずれかに乗れば、伯母の家のある、川崎まで行くことができます。

ところが、面倒なのが、川崎のひと駅前の蒲田行 蒲田にも車庫があるので、当時蒲田行は結構本数がありまして、川崎のひとは(また、蒲田止まりが来やがって)とよく舌打ちしておりました。結構癪の種なんだよね、蒲田行って。

2泊3日して、川崎から帰る日はもう、寂しくて。ホームに送りに来て、にこにこ笑う伯母に見送られて乗る電車は、たいてい南浦和行でした。いまでも南浦和行きと聞くと大宮団地の道端に咲いていた夾竹桃の花と、駅で見送ってくれた伯母の笑顔を思い出します。もう40年くらい昔になりました。